闇の子供たち
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: DVD
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CSで観たんですけど、監督のインタビューがあって、タイでのロケ、タイの子役たちのオーディションのことを語っていらっしゃるのが印象的でした。
臓器移植って物凄く画期的な治療だけど、対人間の難しさをいやおうなく感じる。その人の立場によって色々な感情が生まれるから・・・。対動物だったら簡単じゃない。動物に感情がないとか言葉がしゃべれないとは思わないし、そういう決め付けは嫌いだけど、でも絶対的に人間>動物だもの。口蹄疫のことにしたって家畜は財産だし、農家の方にとっては愛情もあるだろうし、かわいそうだな、大変だなと思うけど、でも殺処分になっちゃうのはしょうがないなって思う人が大半だと思う。もちろんこうなった結果に対する責任は問われるべきだけど。でも対人間となるとひとつの感情では済まされないというか。そこをうまく利用する人が出てくるよね。移植を控えた子供の親と新聞記者とNGOの職員が対峙するシーンが物凄く辛かった。脳死だって頭では理解できるけど、それが自分の家族だったら簡単には対応できない。家族のことを決断するのって一番辛い気がする。