水の中のふたつの月

水の中のふたつの月 (文春文庫)

水の中のふたつの月 (文春文庫)

神隠し。
現実的に考えると結論が見えないから神隠しとして納得させているだけなのかもしれない。
そんな話でした。
科学が進歩して、分からないことが格段に減ってはいるんだろうけど、やっぱり解明できない謎みたいなものはあって、それを納得させる方法を私たちは自然と見につけているんだな〜と思いました。
乃南作品にしては読んだ後の「そうきたか!やられた!」的な裏切りは少なかったな。ちょっと残念。