号泣する準備はできていた

号泣する準備はできていた

号泣する準備はできていた

久々に江國さんの小説を読みました。
ふわっとした空気が好き。
言葉にならない曖昧な感情を表現するのが上手で愛は永遠ではないんだよというどうにもならないリアルがいつもあるんだよね。
どうにもならないけど、どうにもならないことさえもがなんか寂しい。
基本的に恋愛小説は苦手なのですが、この人が描く物語はさらっと読めるから好き。
短編集なのですが「手」が好きだな。独身中年女って何でこんなに寂しげに見られるんだろう。昔の恋を忘れられずに生きていたって自分が幸せならいいのにね。