トップランナー

松山ケンイチ、後編。
憑依型の俳優と言われることを否定している姿をみたことはないけれど、何もしていないわけじゃない。努力している。日々の生活の中での感情だったり表情だったりをすらすらと話せるのは考えて生きているからだと思う。最初にやった学園ドラマでは気付けなかった。それは自分気付けなかっただけだとか、ゴールとは?という質問に曖昧な答えしか出せないことに謝ったり、自分に対して潔い。若くて映画に何本も主演しているからもっとプライドが全面に出ていて嫌みなくらいでもいいはずなのに。嫌みがない。子供の頃の自分を腹黒いと言うところもいい。なんかいい。CMとかでかっこいいと悔しくなったりするんだけど(笑)