出口のない海

出口のない海 (講談社文庫)

出口のない海 (講談社文庫)

横山秀夫氏が描く戦争モノ。興味深々でした。
人間雷魚「回天」という特攻兵器と若者の夢とそこにある死が折り重なって、国家と戦争という巨大な渦に巻き込まれていく。
悲しみとか切なさとか同情とかそういう感情は、戦争で亡くなったたくさんの命に対して失礼な気がしました。
ただ、涙を流すことしかできません。
人間を兵器の一部にしてしまった戦争を許してはいけないんだと思う。


今朝、歌舞伎座での試写会の模様をワイドショーでみました。
並木は海老蔵さん。
北は伊勢谷。テレビで伊勢谷の顔が見えて、誰の役をやるんだろうと思ったら、北。見たいな。
くっそー同世代頑張ってるな!私も頑張らなきゃ!って伊勢谷がいい仕事するたびに思うのです(笑)
足を骨折していて、歌舞伎座の花道を歩けず悔しがっていたとか・・・アホやな〜