ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た

さくっと読めました。
同じ時間を生きている登場人物のそれぞれの物語という構成で短編集みたいになっていて面白かった。
作者がライターとして妊娠・出産のことを取材されている方なのでいろいろリアルだった。
一番最後の助産師さんのところとか。
「出産は命がけ」って本当にそう思います。
私はそんなに大変な出産ではなかったので、「命がけ」って思うほどのことはなかったのだけど、周りの人の出産体験を聞くと本当にひとりひとり違って、ものすごく大変だった人が当たり前にいて、そのことに衝撃を受けるくらい。